包接体コエンザイムQ10
包接体コエンザイムQ10
包接体コエンザイムQ10とは、
コエンザイムQ10をオリゴ糖の一種であるシクロデキストリンで包んだものです。
そもそも、コエンザイムQ10は脂溶性であるため、
脂に溶けやすいが、水には絶対に溶けない性質をもっています。
そのため、コエンザイムQ10の実際の体内への吸収率は
表記されている摂取量の約5%程度とされています。
例えば、コエンザイムQ10を100mg摂取しても、
実際のところ体内へは5mgしか吸収されないのです。
これでは、必要量を摂取できるまで
大量のコエンザイムQ10が必要となってしまいます。
そこで、吸収率の低い成分の吸収率を高める工夫が行われました。
それが、シクロデキストリンと呼ばれる成分を利用して、
コエンザイムQ10の周囲を取り囲むことにより、吸収率を上げることでした。
シクロデキストリンとは、オリゴ糖が環状に連なっていて、「環状オリゴ糖」ともいいます。
原材料は馬鈴薯やトウモロコシのでんぷんから作られています。
このシクロデキストリンで、コエンザイムQ10を筒状にくるんでいます。
シクロデキストリンの特徴として、内側部分は油になじみやすく、
外側は水になじみやすいという異なる性質をもった珍しい物質です。
これで包むことで水溶性のような形になり、もともと脂溶性だった
コエンザイムQ10が小腸から吸収しやすくなり、体内に取り込むことができます。
また、包接体のコエンザイムQ10は、
コエンザイムQ10自体を分子サイズに細かく加工しているため、
体内でさらに吸収されやすくなります。
またシクロデキストリン自体が腸内でゆっくり消化されることから、
コエンザイムQ10も長く体内にとどまることができるのです。
つまりは、包接体のコエンザイムQ10は、
吸収率と持続力を従来型より高めることで、
細胞レベルで十分に働かせることを可能にしたのです。
包接体のコエンザイムQ10は、細胞レベルで十分に働くことができるため、
通常のコエンザイムQ10よりも以下の部分でさらに効果的です。
・肌改善
・ひざ痛改善
・筋肉を保護・増強
・肢帯型筋ジストロフィー
・高血圧の改善
・アンチエイジング